外交員 黒田康作のキャストとあらすじ
日本国外務省の外交官の黒田康作は、邦人保護の任務でサンフランシスコへ行き、外務副大臣、観上祥子の警護につく。
情報屋のジョンからFBIの動きを聞き、元外交官の霜村毅と再会。日本では大学教授の殺害事件が起こり、遺体の第一発見者は佃署の刑事の大垣利香子だった。
そして霜村が自殺したという知らせが。日本での殺人の容疑者が、足跡や指紋、遺留品から霜村という報告が入る。
織田裕二さんの熟成した演技が、あとを引くドラマです
海外ロケとかカーチェイスとか、お金かけてるな~というのが第一印象でした。
ストーリーは、徐々に面白くなっていく感じです。個人的には、もっとテンポアップデートした方が好みかなと思いました。
1話目から目が離せないドラマでは無かったけど、回が進むにつれ引き込まれていきました。
柴咲コウさんが可愛くて、あと田中圭さんもホッコリさせてくれるキャラで好きでした。
あと、韓流ドラマ好き的には、イ・ビョンホンが出ていたのが嬉しかったですね~もっと出番を多くして欲しかったです。
香川照之さんや近藤正臣さんは、さすがベテランという演技でした。この二人でドラマに深みが出たと思います。
それにしても、外交員ってこんな仕事をしているの?と、実際とは違う部分も多いでしょうけど、ドラマですからね~
織田裕二さんは踊る…のイメージが強かったんですけど、黒田康作はだいぶイメージが違いました。表情が怖いというか、でもこういう感じも悪くないと思いました。
感情を抑えて、苦悩を表現している感じが良かったです。
あ、フランス語を話すシーンが、何気にカッコ良かったです。
薬害というテーマは、今の自分には身近では無いけど、いつ降りかかるか分からない災難なので、すごく勉強になった部分もありました。
被害にあわれた方は、人生が狂ってしまう怖さも感じました。
黒田と霜村のシーンは迫力がありました。霜村が撃たれ、介抱する黒田のシーンがジーンっときました。この時のセリフは、感情があふれた感じで切なくなりました。
この手のドラマって、無情さを感じるラストが多い気がします。最近の流行りなのかな~
今回はフジテレビのFODで観ました。好きな時に好きなドラマが観られて、見逃したドラマがあると凄く便利だと思います。