営業部長 吉良奈津子のキャストとあらすじ
伝説のクリエイティブディレクターと言われた吉良奈津子、42歳。広告代理店の花形であるクリエイティブディレクターだった彼女。
産休、育休を消化し、やっとカムバックしたが、営業開発部へ配属を言い渡される。
ひとくせもふたくせもある部下たちに相手にされず、夫と息子とも忙しさですれ違い始める。
奈津子は職場でも、家庭でも一人ぼっちになる。
年下の超生意気な男と仕事でタッグを組むことになってしまう。
松嶋菜々子の復帰作!働くママにエールを送るドラマです!
松嶋菜々子さんには、チョッと気の強いキャリアウーマンが似合いますね~
松嶋菜々子さんも、結婚してお母さんになったので、演技にリアリティーが出ていると思います。
日本はまだまだマタハラがあるんですよね~
奈津子はバリバリのキャリアウーマンで、会社にも貢献していたのに、産休取って復帰したら、もうポジション取られちゃうんですからね。
こんな世の中だと、安心して子供を産めませんよね~
奈津子が戦う姿は、マタハラに苦しむ女性の代表のような気がしました。
あと妻が忙しいと、夫が不倫するっていうのも有りがちだけど、同じ女として悲しくなりますね。
奈津子は心の拠り所を無くしてしまいます。
だから、奈津子は仕事を諦めて、家庭に戻ろうと考えるようになります。
女性の社会進出は、夫や家族の理解が無いと難しい。このドラマは、働く女性の問題点を色々と描いていると思います。
奈津子は仕事が出来るので、自分に自信があります。
仕事に出来る人に多い、人に頼むより自分でやった方が早い的なところもあるので、余計に周りとのコミュニケーションも上手ではありませんでした。
でも、挫折を経験して心に変化が訪れます。部下にも母にも頼る事が出来るようになっていきます。
人間は一人では生きられない。人間は一人では戦えない。
人間は試練の後に成長するんだなと思いました。
松田龍平さんの演技って好きです。力が入りすぎてなくて、ナチュラルな感じがします。
浅野忠信さんも同タイプですよね。松嶋菜々子さんとは、表現が対象的なところも面白かったです。
ただ後半でみんなが良いキャラになってしまうのが、チョッとな~という気がしました。まとめよう感が強くて少し残念に思いました。
フジテレビFODで観たので、一気に観られて良かったです。休みの日に一気が習慣化してきました。楽しいですよ~