名前をなくした女神のキャストとあらすじ
侑子、ちひろ、真央、利華子、レイナはママ友。侑子はキャリアウーマンだったが、マイホームを購入した矢先に転勤を命じられ、退職することになる。
そして引越先で知り合ったママ友たちの人間関係に苦しむことになる。
友情、嫉妬、見栄、噂、建前、嘘、裏切りが渦巻くママ友地獄を味わうことになっていく。
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杏さんが、ママ友地獄で戦う主婦を好演するドラマです!
女性は結婚して子供が出来ると、周りから「◯◯ちゃんのママ」と呼ばれるようになり、自分の名前を呼ばれる事が少なくなっていきます。
名前を失ったママたちは、子供と一体化し、子供に執着していきます。
子供の将来を心配し、なるべくレベルの高い学校へ入学させようと躍起になっていきます。
侑子はキャリアウーマンだったので、専業主婦たちの世界には違和感があるけど、子供のために何とか仲間入りしようと努力します。
私はママ友の世界はよく分かりませんが、女ばかりの職場で働いていたので、ドロドロした感じは何となく理解出来ました。
女の世界独特の嫉妬や噂や裏切りなど、本当に神経がすり減ります。
侑子の戸惑いやストレス、見ていて辛くなるドラマです。
実際にママ友地獄にいる人たちが見たら、あるある!と頷いたり、感情移入したりするんだろうなと思いました。
自分だけの人間関係なら避ければ済むけど、子供が絡んでいるから抜け出せない、まさにママ友地獄です。
パパたちも会社で大変だろうけど、ママ友地獄の方が悲惨だと思います。
侑子は一番信頼していたママ友に裏切られます。
その裏切りがあり得ない事で、そこまでやるの?という仕打ちだったので、子供が絡んだ嫉妬って想像以上に怖いなと思いました。
ママ友って、子供で繋がっているだけで、本来の友達とは違うので、微妙な関係性なんですね~
こういうドラマを見ると、子供を産むのが怖くなる人もいるかもしれませんね。
ママ友たちの末路は、家族を再生するハッピーエンディングもあれば、最悪なバッドエンディングもありました。
ママたちは毎日戦っていて、心休まる時間が無くて、だんだん殺伐としていくのかな?なんだか悲しくなりました。
全てが悲惨な関係ばかりじゃないけど、名前で呼び合う関係になれれば、だんだん本当の友達になれるのかな?と思いました。
少子化が進んで、子供中心の生活になる日本の社会人構図を見直した方が良いのでは?と問いかけられたドラマでした。