アウトバーンのキャストとあらすじ
上野中央署組織犯罪対策課の刑事の八神瑛子は、同僚たちに無利子で金を貸す代わりに情報をもらっていた。
千波組長の娘の香澄が殺される事件が起きた。千波組の組員から、「香澄殺しの犯人を逮捕前に教えてほしい」と言われ報酬は3000万円で請け負う。瑛子は事件解決の為なら、一切手段は選ばない。
間もなく、香澄と同じ手口での殺人事件が起き、連続殺人の可能性が出てくる。
瑛子は単独捜査を進め、裏社会と繋がりながら、徐々に犯人に近づいていった。そして明らかになる瑛子の過去とは?
痛快!米倉涼子さんのマル暴が、共感!快感!超COOLなのです!
こういう役は、米倉涼子さんのハマリ役だと思います。「一切手段は選びません」とか「お後がよろしいようで」など、決め言葉があって、チョッとドクターXみたいっと思いました。
ミニスカートにハイヒール、こんなオシャレして犯人追いかける刑事なんていないよな~と思いつつ、ドラマだからこのくらい派手でもいいかと。
瑛子は同僚相手に金貸しをしていて、裏社会のアルバイトもしている模範的な刑事では無いけど、悪の中には人間の善を信じています。
だから心に善が無い人間の依頼は、お金を積まれてもやりません。瑛子の行動がメチャクチャになったのには悲しい過去があり、それはラストで明かされます。ある意味、警察に復讐している行動でした。
正義と信じていたものに裏切られた絶望感から、価値観がガラガラと崩れたのだと思います。
このドラマを観ていると、世の中って善と悪の2つに割り切れるものでは無いなぁと思えてきます。人間の心って弱いから、誰の心にも天使と悪魔はいるのだと思います。
斎藤工さんがヤクザの役ですが、カッコいいんですよね~
何となく瑛子に恋心があるなかな?と思えましたが、瑛子は実は未亡人で、亡き夫の無念があり夜も眠れないので、恋に発展するという展開は期待出来ないけど、いつか…と期待しちゃいました。
でも刑事とヤクザじゃ、結ばれるのは難しいか~
恋愛模様が無くても、楽しめる展開です。悪と共存しながらも、決して染まることは無い瑛子がカッコ良くて、私は好きなキャラでした。
そして、瑛子の過去が分かって尚更、続きが凄く観たくなる余韻のあるドラマでした。
フジテレビFODは、見逃したドラマを観られるので、とても便利ですね~
米倉涼子さんの見逃したドラマをチェックして、次も観てみようと思います。