アットホーム・ダッドのキャストとあらすじ
念願のマイホームを手に入れたのに、リストラ?夫と妻の役割が逆転し、専業主夫として家事と育児をするはめになる。
隣の専業主夫に家事を指南してもらい、妻はキャリアを積んでいく。そんな時、待望の海外赴任のチャンスが舞い込む。夫婦が出した結論は?!
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阿部寛が専業主婦に?こんな阿部ちゃん見たことない!
山村和之は、大手広告会社で働き、夢のマイホームを手に入れたのに、リストラになります。
世間でもある話だと思いますが、再就職がすぐ見つかるはずも無く、妻の美紀が働きに出ます。
女性の方が、正社員じゃなければ仕事見つかりやすいですよね~
で、家事と育児を一手に任されるわけですが、家の事なんて何もして来なかったから、憐れなほど上手く出来ません。
今はイクメンが普通ですが、それより上の世代のお父さんたちには、教訓として見て欲しいですね~
家事を手伝わなかったツケがどんなに大きいかを(笑)
そんな和之の強い味方が隣の優介で、バリバリの専業主夫なので、家事はパーフェクト!
優介役の宮迫さんは恐妻家で有名なので、実生活もこんな感じ?と想像してしまいました。
阿部寛さんは、家事をするイメージが全く無かったので、家事が上手く出来なくてイライラしてる感じが、和之そのものでした。
篠原涼子さんが明るいキャラなので、リストラされて暗い状況を悲惨に感じさせなくて良かったと思います。
主婦が働く事に遣り甲斐を見出だしていくところも、和之との対比が出ていて良かったです。
和之は主夫になって初めて、妻の苦労を実感します。
妻のありがたみを知るんですね。
主婦には365日休みが無いですから、経験して初めて気持ちを理解します。
この経験は和之を大きく変える事になります。
そして夫婦同時にチャンスが訪れます。
美紀は正社員に、和之は海外赴任のチャンスです。
でも、どちらかが諦めなければなりません。
凄くジーンとしたのは、娘の理恵と優介の息子の亮太のシーンです。
二人は幼稚園を抜け出して海へ行きます。
その理由が海外に引っ越すと会えなくなるから、その前に一緒に行きたかったんですね。
子供心って、直球で心にガツンときますね。
切なくて涙が出ました。
和之の心にもガツンとくるのです。
美紀は夫の成功を応援しようと決めています。
私ならどうするのかな?と思いながら、やっぱり夫を優先させるだろうなと思いました。
ほとんどの奥さんはそうするのでは?
そして夫婦が出した結論は、家族の幸せを優先させるものでした。
後味の良いドラマでした。