僕たちがやりましたのキャストとあらすじ
イマドキな4人の男子高校生。ヤンキー高校の不良たちに仲間をボコボコにされ、ほんのイタズラ心で復讐を計画した。
でも4人の気持ちとは裏腹に、とんでもない大事件に発展してしまう。爆弾でヤンキー高校が火の海になり、死者まで出てしまった。追い詰められて、逃亡をしてしまうが…。
最後の高校生役?苦悩する高校生の窪田正孝に注目!
コミックが原作のドラマです。原作は読んでいないので先入観無しで観ました。
どこにでもいそうな男子高校生のどこにでもありそうな日常。そんな中から事件は起こっていきます。
仲間をヤンキー高校生にボコボコにされ、仕返しを思い付きます。
ヤンキー同士のドラマって、殴り合いの喧嘩で決着しますが、そっちには自信がないのか、頭脳プレイで復讐しようと企てます。
でも殴り合いの方が、怪我をする程度で済んだのに、とんでも無い事件に発展してしまいます。
爆弾を軽く爆発させて驚かせるつもりだったのに、火事になって死者まで出る大事件になります。
個人的には、事件を起こしたのが未成年でも、大人同様に罰せられるべきだと思っています。
特に人の命を奪った場合は、余計に罪を重くするべきだと思います。
だから、悪戯だからといって許せる事では無いと思いました。だから4人には同情できませんでした。
まして逃亡したし、余計にダメだと思いました。
でも自殺事件の後に自首する事を決めたあたりからは、見守りたい気持ちになってきました。
でもせっかく自首しようと思った事を揉み消されてしまいます。大人の汚い世界が見えてきます。
逃げても地獄、自首しようとしても地獄、八方塞がりな状態になります。初めて彼らが気の毒に思えてきました。
そして、更なる悲劇が起こってしまいます。
この展開は必要だったのかな?と疑問に思いました。
そして揉み消されない方法で、自分の罪を告白しました。
でも罪を認めたからといって、罪から逃れられる事はありません。
それは逮捕されて、罪を償って出所した後も同じでした。
ここからは、同じ罪を犯しても生き方は違っていきます。
家族を持って現実を生きる者、未来に夢を見る者、過去から逃れられない者。
過去に潰されそうで、いつも死にたいと思っている主人公が、一人で背負っている感じでした。
でも、死を選ばないのは十字架を背負って生きる事が、死ぬより辛い事だからかもしれません。