番宣とは?芸能界で気になる言葉の意味や使い方を解説【業界用語】




番宣

皆さんは「番宣」という言葉を聞いた事がありますか?

最近はバラエティー番組などを見ていると、普段は番組にはゲストで来ないような女優や俳優が出演していて、近日公開の映画やドラマの告知や宣伝をしている光景をよく見ると思います。

レギュラーの出演者から「なんだ番宣か~」とツッコまれるシーンもありますよね。

番宣の意味

芸能界には業界用語(隠語)があって、一般人に分からない暗号のような言葉が使われています。

「番宣」という言葉もその一つで、番組宣伝の略です。

テレビCMや雑誌広告などで、テレビ番組の宣伝をすることですが、最近はテレビの番組放送中に宣伝する事が多いです。

特にテレビドラマの番組は、その放送局で早朝から夜まで、主演の俳優が宣伝するので、一日中テレビを付けていると(同じチャンネル)その俳優を一日中見ているような気分になります。

特にドラマの番組には視聴率に関わるので、積極的に番宣を行う事で、高視聴率を狙う傾向にあります。

番宣のための特別番組が組まれて、ダイジェスト映像であらすじを紹介したり、見所をアピールしたりします。

番宣の為のコマーシャルも過剰なほど流れています。

最近では、初回放送後の土日など放送曜日とは別な日に、初回放送の再放送を流す場合もあります。

うっかり見逃した人や、初回を見て続きを見たいという期待を込めた再放送のようです。

ドラマはどの局でも視聴率が下がっている傾向にあるので、各局で必死の番宣を繰り広げています。

この為トークが苦手そうな俳優が、クイズ番組やゲーム等に出演する事もあります。

映画の番宣は、公開日の間際にテレビ出演する事が多いようです。

番宣の使い方

ここでは「番宣」の使い方をご紹介します。

①「新ドラマの番宣で、朝からずっとテレビ局にいます」

→新ドラマの番組宣伝で、朝からずっとテレビ局にいます。

②「映画の宣伝で同じ俳優ばかりが出ていて、すっかり見飽きてしまった」

→映画の公開の宣伝で同じ俳優ばかりが出ていて、すっかり見飽きてしまった。