マルモのおきてのキャストとあらすじ
高木護は、親友が癌で亡くなり、薫と友樹が別々に引き取られる事を不憫に思い、二人と一緒に暮らす事を決める。
ひょんな事から拾った犬ムックが人間の言葉を話し、護は心の病かとメンタルクリニックを受診する。奇妙な共同生活が始まり、共同生活の家訓の掟を決める事になった。
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阿部サダヲが独身なのに、二人の子供と犬一匹のパパになっちゃいます!
マルモのおきてを見るまでは、阿部サダヲさんは個性の強いキャラなイメージだったので、パパ役ってどうなの?と思いました。
でも、すごくパパ役がハマっていて驚きました。
芦田愛菜ちゃんも鈴木福君も、子役の中では群を抜いて上手で、特に愛菜ちゃんは大人顔負けの演技をしていて、子役というより女優さんだなと思いました。
ムックも可愛くて、犬好きの私は愛犬も喋ったらいいのにと本気で思うほど、ムックが話すのは違和感がありませんでした。
羨ましい~
ムックが人間の言葉を話す理由が最終回で分かります。
その理由が泣けます。
最終回は何度も涙腺が緩むシーンがあり、泣きっぱなしです。
あと、大家の娘の比嘉愛未さんがキレイで、護と上手くいって欲しいなと思って見ていました。
護と子供たちは本当の親子じゃないけど、本当の親子のように微笑ましかったです。
でも独身男性が子供を育てようなんて、現実世界だとなかなか思わないというか、かなり難しいと思います。
三人と犬一匹の生活が続くのかと思いきや、二人の母親が現れます。
母親と暮らす事は、別れを意味しています。
おきてノートに書かれたメッセージに泣けます。
バス停での別れのシーンは号泣しました。
仕方ないことだけど、別れの辛さが伝わってきました。
でも、そんな三人の気持ちが天に通じたのか、二人は戻ってくる事になります。
お母さんには悪いけど、護の元へ帰ってきて、本当に嬉しかった。
お母さんも二人の護への気持ちを分かってくれて、良いお母さんだなと心が熱くなりました。
薫と友樹は優しい人たちに囲まれて育って、きっと優しい子に育つと思います。
子育ての生活環境って、経済レベルとかじゃなく、人の優しさや温かさに触れて育つと事が大事なんじゃないかな?と思わせてくれたドラマでした。
他人が子供の子育てに口出ししにくい世の中ですが、周りの大人みんなで育てる意識が、子供には大切な事のように思えました。
それにしても、芦田愛菜ちゃんは天才だなと再認識したドラマでした。