最後から二番目の恋のキャストとあらすじ
吉野千明は、テレビ局のプロデューサー、45歳の独身女性。長倉和平は、鎌倉市役所の観光推進課の課長、50歳の独身男性(妻とは死別)。
双子の弟妹、真平と万理子、娘のえりなと暮らしている。長女の典子は結婚したが、毎日のように実家に入り浸っていた。
千明は、体調を崩した事が切っ掛けで、同い年の独身仲間、荒木啓子、水野祥子と、鎌倉の古民家に引っ越して3人で一緒に暮らそうと提案する。
そして売りに出されている和平の弟・真平が店長をしている店『ながくら』という古民家を見つける。
小泉今日子&中井貴一の大人って切ないね~の恋物語
鎌倉とか古民家とか、憧れちゃうシチュエーションでした。だから、お洒落な感じがしたし、都会が舞台ではない分、大人の余裕みたいなものも感じました。
日本のドラマって、10代や20代の情熱にまかせた恋愛ドラマは多いけど、大人の恋愛ドラマって少ないと思います。
海外ドラマなら多いのに不思議です。
日本で大人のドラマを作ると、不倫になってしまうのが残念です。そういう意味でも、最後から二番目の恋は素敵だなと思いました。
大人(中年)って恋愛していなくてもなんか切ないから、恋愛に対して気後れしたり、家族の事を考えたり、若い頃より傷ついて回復するのにダメージ大きかったり、色々と諦めたりするだなと思いました。
このドラマの一番の面白かったところは、千秋と長倉の漫才みたいな掛け合いだと思います。
千秋は弟の真平と付き合いますが、それは中年の千秋の中の恋したい少女のような心が真平を選んだらだと思います(未婚だし)。
でも、一緒に人生を歩んでいく人って、気を遣わず自分が自然体でいられる人なのかなと、このドラマを見ていて思いました。実際に自分もそうなので、共感できました。
真平が重い病気だと後半で明かされるのですが、演じている坂口憲二さんが病気で俳優を引退した事もあり、なんか複雑な思いで観ていました。
フジテレビのFODのランキングに入っているドラマをチョイスして観ていたので、坂口憲二さんももう一度見たいと思った人が多かったのかな?と思いました。
中井貴一さんの大人の余裕を感じさせる話し方とか、ガツガツしていない感じとか、なんかいいな~と思いました。
小泉今日子さんは、永遠に小泉今日子なんだと思いました。
良くも悪くもね!