サキのキャストとあらすじ
「美しい隣人」(2011年放送)の魔性の女サキの過去が解き明かされる。ターゲットの男たちは、なぜ狙われるのか?彼女の真の目的とは?そこには、悲しい過去が隠されていた。
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仲間由紀恵が美しい悪女を演じ、男たちの人格破壊のスイッチを押していきます
美しい悪女には、きっと男は抗えないんだろうなと思いました。
最初からサキが悪女だと知って見ているから、余計にその美しい笑顔が怖く感じました。
笑顔で人は殺せるんだ…という恐怖心です。
面白いくらいサキの罠にハマっていく男たち。
サキ目線で見ると、男ってバカだなという気さえしていきます。
でも男を誘惑して、お金を巻き上げるような悪女と違って、サキには恐ろしい目的がありました。
サキ…のターゲットの男たちの死や罠に気付いても、サキを愛した男は抗えません。
女より男の方が純粋なのかな?と思いました。
後半、サキの復讐の真の目的が明らかになっていきます。
なぜ男たちは狙われたのか?
それはサキの過去の中に理由がありました。
サキの母へ宛てた手紙が見つかって、その中にサキの想いが綴られていました。
サキの心は悪女なんかではありませんでした。
サキが可哀想で涙が出ました。
サキの悪夢の一日が明かされます。
男たちがなぜターゲットになったのか、全て分かります。
私がサキだったら、きっと同じように男たちを憎むと思います。
でも、復讐は出来なかっただろうな…とも思いました。
それだけ、母に対する闇も深かったのだろうと感じました。
人間の一生って、幼少期にどれだけ愛情をもらえたかに左右される部分がある気がします。
それを克服出来るかは、個人の努力ですが…。
サキは一番不幸な選択をしてしまった気がしました。
ラストは意外なものでした。
サキが妊婦になっていて、たまたま出会った人に子供の名前について聞かれます。
サキは子供は男の子で、名前も決めてあると答えます。
あ~「美しい隣人」への伏線なんだと、ここで気付きます。
美しい隣人は見ていないので、絶対見ようと思いました。
先にこちらを見て良かったと思います。
仲間由紀恵さんはコミカルな演技も出来るけど、こういうシリアスな役も上手ですね~
いかにも悪女という顔ではなく、清楚系な顔立ちだから、余計に怖さを感じました。
ハラハラしながら、一気に見てしまいました。
サキにはいつか、本当の笑顔を取り戻して欲しいなと思います。