べしゃりとは?芸能界で気になる言葉の意味や使い方を解説【業界用語】




べしゃり

皆さんは「べしゃり」という言葉を使いますか?

使わないけど、友達が使っているとか、タレントが使っていたのをテレビで見たという人もいるかもしれませんね。

「べしゃり」とは芸能界の業界用語(隠語)で、一種の暗号のような専門用語です。

一般的な言葉とは意味が違う場合もあります。

「べしゃり」の意味

「べしゃり」とは芸能界の業界用語(隠語)で、『喋り』の事を意味しています。

芸能界では「べしゃりが上手い」とか、「べしゃりが立つ」などと、芸人やタレントなどの話術の評価に使ったりします。

べしゃりが上手いと将来的に司会(MC)業やレポーター、情報番組のコメンテーターなどの仕事のオファーが来ると言われています。

芸能界には「倒語(逆さま言葉)」が多くあります。

例えば「素人」→「しろうと」→「トーシロ」というように、言葉の意味は変わらずに、読み方の順番を変える言葉があります。

「寿司」を「シースー」と言ったり、バブルの時に一般人も芸能人を真似して言うのが流行りました。

その頃は、何でも言葉を逆さまに言うのが流行りました。

逆さまに言うことで、自分も業界人になったみたいな感覚になり、カッコいいと思っていたようです。

今は女子高生が言葉を作っていますが、いつの時代も言葉遊びはあるようです。

でも日本における「倒語(逆さま言葉)」の歴史は意外に古く、日本書紀巻三の中にも記述があります。

神話上の日本で初めての「倒語」は、意味は必ずしも逆さ読みでは無かったようです。

わざと逆のことを言う呪いや、何かの暗語、暗号の場合もあるようです。

そう考えると、日本人は言葉遊びが好きな民族なのかもしれないですね。

「べしゃり」の使い方

ここでは「べしゃり」の使い方をご紹介します。

①「あの芸人はべしゃりが上手いので、トーク番組に引っ張りだこだ」

→「あの芸人はお喋りが上手いので、トーク番組に引っ張りだこだ」

②「べしゃりな男性は好みじゃない」

→お喋りな男性は好みじゃない。

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