CCとは?芸能界で気になる言葉の意味や使い方を解説【業界用語】




CC

皆さんは「CC」と聞いて、何を思い浮かべますか?

何かの略称かな?と、思う人が多いかもしれませんね。

一般的な「CC」の意味は幾つかのあります。

・立方センチメートル(cubic centimeter の略)
・カーボンコピー、同じメールを複数の送信先に送るときに使います。

その他にも略称があるかもしれません。

CCの意味

業界用語(隠語)をご存知ですか?特定の職業の専門的な言葉の事ですが、芸能界にも「CC」という業界用語(隠語)があります。

カウキャッチャー (cowcatcher) の略称です。

カウキャッチャーは、「放送番組の開始直前に流されるコマーシャル」の事です。

カウキャッチャーの語源は、アメリカの機関車に取り付けられた野牛除け(Cow Catcher)からきています。

カウキャッチャーは、放送日時が固定しています。

スポットCMやタイムCMとも区別されています。

番組終了直後に流されるCMは、ヒッチハイク (HH) と呼ばれ、カウキャッチャーとは区別されます。

カウキャッチャーとヒッチハイクでも、番組提供スポンサーのCMを流す事もあります。

カウキャッチャーのコマーシャル放送料金は、番組本体の視聴率や聴取率を元に決められています。

例えば19時00分に始まる番組の場合、番組本編は19時01分に開始されると、『19時00分~19時01分の1分間に放送されているコマーシャル』が「カウキャッチャー」になります。

本当はスポットコマーシャルですが、番組スポンサーのコマーシャルを(料金の都合で)カットして、別売りしていることが多いようです。

広告料は、好況期や繁忙期(関東地区では3~7月、10~12月)の広告料金は高くなる傾向にあり、逆に引き合いの少ない不況期や閑散期(関東地区では8~9月、1~2月)の料金は低くなる傾向が見られます。

CCの使い方

ここでは「CC」の使い方をご紹介します。

①「視聴率の高いドラマの番組のCMの契約をした」

→視聴率の高いドラマの開始直前のコマーシャルの契約をした。

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