CX
皆さんは「CX」という言葉をご存知ですか?
一般的にはカスタマーエクスペリエンス(CX)の略で、「顧客体験」という意味です。
企業は顧客の体験に注目して、新しい価値を見出だす努力を行っています。
芸能界には業界用語(隠語)があり、CXという言葉は別の意味で使われています。
聞きなれない言葉なので、一般的には知られていません。
CXの意味
業界用語(隠語)でCXは、『フジテレビ』の事です。
テレビ局など電波を扱う媒体には「コールサイン(名前)」が与えられています。
JOCX-TVがフジテレビで、略してCXと呼ばれています。
放送局には局名告知が義務付けられており、放送の開始と終了する時に、または放送時間の途中に自局名を、視聴者や聴取者に告知しており、これをジャンクションとも呼びます。
コールサインとは、無線機で使われている識別番号です。とくにアマチュア無線を楽しむ場合は、無線技士の資格のほかに、無線局の免許を総務省から得る必要があります。この際、無線局の免許に無線局のコールサインが記されています。
無線局免許を受けると、総務省(総合通信局)が割当を行っています。
電波は国境を越えて到達するので、絶対に同じ識別信号が存在してはいけません。
その為、きちんとした国際的な取り決めの上で使用されています。
コールサインはテレビ局だけでは無く、無線機を所有する個人でも取得が必要となります。
携帯電話が普及する前は、登山をする人の中には無線機を持っていく人もいて、登山届にコールサインを記載していたようです。
日本ではすべて最初がJから始まり、放送局は 「JO…」、アマチュア無線局は 「JA…」になります。
CXの使い方
ここでは「CX」の使い方をご紹介します。
①「明日はCXに6時入りになります」
→明日はフジテレビに6時入りになります。
②「明日のスケジュールはCXのドラマの撮影です」
→明日のスケジュールはフジテレビのドラマの撮影です。