HHとは？芸能界で気になる言葉の意味や使い方を解説【業界用語】

HH

皆さんは「HH」と聞いて、何を思い浮かべますか？

・北海道テレビ放送のコールサイン (JOHH-DTV)
・アマチュア無線のモールス信号の笑いを意味する略譜。
・ハービッグ・ハロー天体。
・ホームヘルパー。
・ヘリーハンセン（HELLY HANSEN）の略称およびロゴ

略称はまだ色々とあると思います。

「HH」の意味は沢山ありますが、芸能界の業界用語(隠語)にも「HH」という言葉があります。

「HH」は、ヒッチハイクの略称です。

どういう意味かと言うと、「放送番組の終了直後に流されるコマーシャル」の事です。

番組開始直前に流されるコマーシャルのカウキャッチャーと、競合するスポンサーを調整する目的で設定されています。

番組提供はしていなくても、番組時間内に放送されるコマーシャルの事を「パーティシペーティング」といいます。

番組開始時の提供クレジット前に放送されるカウキャッチャー（CC）と番組終了時の提供クレジット後に放送されるヒッチハイク（HH）は、どちらもパーティシペーティングと呼びます。

ヒッチハイクのコマーシャル放送料金は、番組本体の視聴率や聴取率で決められています。

ヒッチハイクの放送後には、エンディングのBGMが流れます。

ヒッチハイクは、テレビ局によって流れる頻度は違い、テレビ朝日と日本テレビが比較的多く、TBSとフジテレビは少ない傾向があります。

ヒッチハイクの提供コマーシャル枠は、5分30秒ほどとなっています。

一部系列局でスポンサーが付いた場合に、スポンサーコマーシャルがエンドテロップの後に、ヒッチハイクとして流れる場合があります。

突発的な天災などが発生した場合、ヒッチハイクは啓発コマーシャルに、差し替えられる事もあるようです。

ここでは「HH」の使い方をご紹介します。

①「大きな地震災害起こり、HHは差し替えられた」

→大きな地震災害が起こり、ヒッチハイクは差し替えられた。