ルイージとは?芸能界で気になる言葉の意味や使い方を解説【業界用語】




ルイージ

皆さんは「ルイージ」という言葉をご存知ですか?

任天堂のゲーム「マリオシリーズ」に登場するキャラクターの名前かな?と思う方もいるかもしれませんね。

芸能界に業界用語(隠語)という言葉があるのはご存知ですか?

実は「ルイージ」は、その業界用語(隠語)のひとつで、よく芸人が使う言葉です。

ルイージの意味

「ルイージ」は、芸能界の業界用語(隠語)で『イジル』という意味で使われています。

「イジル」というのは、その人の面白い部分を引き出す為に、絡んで話を振ったり、その人のネタを出しやすく、前振りしてあげるアシスト行為の事を言います。

主に司会者(MC)が出演者をイジル場合が多いですが、先輩芸人が後輩芸人をイジル事も多くあります。

同じ事務所や普段から仲の良い人同士がイジリ合いする場合が多いのは、普段からの信頼関係があるからだと思います。

芸人が素人のお客さんを使って笑いを取る事も、イジルという言い方をしています。

自分のネタが受けない時に、「客イジリ」をして、その場をしのぐ芸人もいるようです。

一見するとイジメ?やり過ぎじゃないの?と思う事もありますが、芸能人にとってはイジラレル事は、存在感が無いよりはずっと嬉しい事のようです。

それは何とかスポットライトを当ててあげたいという相手の気持ちがあるので、イジメでは無いんだと思います。

そこには信頼関係と感謝の気持ちがあるようです。

これに対して一般人のイジリは、単に面白がっているうちにエスカレートして、イジメへと発展する場合があります。

イジッているだけだという認識で、相手を傷付ける場合があるので、注意が必要だと思います。

イジリの意味

ここでは「ルイージ」の使い方をご紹介します。

①「自分のネタはスベったけど、先輩芸人のルイージでバカ受けさせてもらって本当に助かった」

→自分のネタはスベったけど、先輩芸人のイジリでバカ受けさせてもらって本当に助かった。