あし
皆さんは「あし」という言葉から、体の部位意外にもイメージする事はありますか?
・あしが出る→予定より出費がかさんだ、損をする、隠し事が現れる。
・漢字の下部の構成部分の称。
・いね科の多年生植物。
・悪し→不快。
「あし」を漢字に当てはめると、色んな意味になりますよね。
あしの意味
日本語には特殊な言葉があります。
芸能界の業界用語(隠語)もその一つです。
芸能界の業界用語(隠語)の「あし」は、『交通費』の事を意味します。
「足代」→「あし」になったようです。
もう一つの意味は、『短く』という意味でも使われています。
「あしくたのむ」→「短くたのむ」というように使われます。
体のあしにしても、「足」と「脚」とあり、発音が同じなのに漢字が違って、更に示している場所(足は足首から下の部位)が違ったりと、本当に日本語は難しいと、日本語を学ぶ外国人はそう感じるようです。
さらに業界用語(隠語)まで、日本人は言葉を操るのが得意な民族なのかもしれませんね。
「あし」を交通費という意味で使う場合は、「あご」という食事代を意味する業界用語(隠語)と一緒に使うケースが多いようです。
「あごとあしで、○○円でいいですか?」というように、セットになっているようです。
あし代の交通費は、テレビ局の番組制作費の経費となります。
テレビ局以外にも、タレントをイベントで呼ぶ営業などでも、移動の交通費は支払われます。
タレント+マネジャー+専属スタッフ分の交通費の支払いが必要なようです。
その他に出演料、食事代、泊まりの場合は宿泊費も必要になります。
芸人はテレビ局の仕事より、営業の仕事の方が儲かるそうです。
テレビで見なくなった芸人は、営業が収入源になっているようです。
あしの使い方
ここでは「あし」の使い方をご紹介します。
①「クリスマスイベントにタレントを呼んだあしは、全部で5人分になります」
→クリスマスイベントにタレントを呼んだ交通費は、全部で5人分になります。