M1層とは?芸能界で気になる言葉の意味や使い方を解説【業界用語】




M1層

皆さんは「M1層」という言葉をご存知ですか?

M-1グランプリを思い出すかもしれませんね。

でも「M1層」は、お笑いの事ではありません。

芸能界には業界用語(隠語)という専門的な言葉があって、「M1層」という言葉が使われています。

どう意味で使われているのか説明したいと思います。

M1層の意味

テレビ業界での用語で、「年代層によって、どんなテレビを観ているのか」を調べるために使っています。

「M1層」とは、20歳から34歳の男性の視聴者の事で、MはMaleのMです。

男性を表す視聴者層は、全部で3つあります。

(男性を表す視聴者層)
M1層→20歳から34歳までの男性
M2層→35歳から49歳までの男性
M3層→50歳以上の男性

M1層をターゲットにした番組は、20歳から34歳までの男性の興味をひきそうなコマーシャルを流しています。

例えば、整髪料やシェービングアイテム、お酒、家電、車、カー用品など男性が好む物を中心に選ばれています。

婚活世代の女性に興味が高い年齢層なので、グラビアアイドルが出演するようなちょっとセクシーな番組も好まれます。

若者のテレビ離れが噂されていますが、最近の調査によるとM1層はテレビ離れしていない事が分かりました。

自宅でインターネットをするより、テレビをみるが上回る結果となっています。

コマーシャルも同時に見ている事も分かっています。

1日あたりの平均テレビ視聴時間は、平日はM1層が2時間25分、休日は3時間36分と、女性の視聴時間よりは短くても、テレビ見ている事がわかりました。

テレビを見るのが好きな人は、77.7%と高い数値となっています。

M1層の使い方

ここでは「M1層」の使い方をご紹介します。

①「深夜の時間帯のM1層の番組は、セクシータレントが多く出て、視聴率が良いそうだ」

→深夜の時間帯の20歳~34歳までのターゲット番組は、セクシータレントが多く出て視聴率が良いそうだ。

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