ラテ欄
皆さんは「ラテ欄」という言葉をご存知ですか?
あまり耳慣れない言葉なので、知らない方の方が多いと思います。
なぜなら、「ラテ欄」とは芸能界の業界用語(隠語)で、一般の人が使う言葉では無いからです。
業界用語(隠語)は内輪言葉で、暗号のように聞いた人に分からないようになっているからです。
ラテ欄の意味
芸能界の業界用語(隠語)で「ラテ欄」とは、『新聞などのテレビやラジコンの放送時間が書いてある欄』の事です。
私たちが普段「テレビ欄 」とか「番組表」と呼んでいるページの事を指します。
「ラテ」は「ラジオ・テレビ」の略という事になります。
日本では放送の番組表を「タイムテーブル」と呼びますが、これは日本独自の呼び方です。
英語ではテレビ放送の番組表を「TV listings」や「TV schedule」と言います。
番組表の各放送局名表記は、その地方によって異なっています。
関東では、日本テレビ・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビと表記されます。
地方局の例えば北海道なら、全局略称のみ掲載となり、HBC・STV・HTB・UHB・TVhと表記されています。
色々と制限もあり、番組タイトルに「冠スポンサー名が入る番組」については、企業名の宣伝になってしまう事を避ける為に、スポンサー名は省略されています。
新聞の場合は字数などの制限がある為、色々な記号が使われています。
(例)
「天」→天気予報
「N」→ニュース
「新」→新番組
「終わり」→最終回
「字」→字幕放送
「再」→最終回
いつもは何気なく見ている「ラテ欄」は、じっくり見てみると様々な工夫がされている事が分かります。
ラテ欄の使い方
ここでは「ラテ欄」の使い方をご紹介します。
①「ラテ欄に自分の好きなアーティストの名前が出ているか確認した」
→テレビ・ラジオ欄に自分の好きなアーティストの名前が出ているか確認した。
②「最近はテレビの画面で、ラテ欄が見られる」
→最近はテレビの画面で、テレビ・ラジオ欄が見られる。