AD
皆さんは「AD」と聞いて何を思い浮かべますか?
何かの略称を思い出しますか?
・西暦紀元anno Dominiの略称。
・現金自動預入機automatic depositorの略称。
・飛行場aerodromeの略称。
・アルツハイマー病Alzheimer’s diseaseの略称。
この他にも色々あります。
ADの意味
芸能界には業界用語(隠語)と呼ばれる専門用語があります。
この中にも「AD」という言葉があります。
バラエティー番組の中で、タレントが使っている事があるので、耳に残っている人もいると思います。
「AD」とは、アシスタントディレクター(Assistant Director)の略称です。
テレビ放送や映画業界等で、演出部の仕事をする人の事を言います。
テレビと映画の「AD」は仕事の内容が異なります。
テレビの「AD」の仕事は事務や雑用ですが、映画の「AD(助監督)」は、監督の代行をはじめ資金面や創作面で裁量権があります。
特にテレビ局のADの仕事は過酷で薄給と言われ、忍耐力が必要な仕事と言われています。
中には勤務時間は朝8時~夜中の1時と長く、24時間勤務も週1、2回あるそうで、家には帰れず、仮眠時間は4、5時間程度しか無い場合もあるそうです。
過酷な労働実態で「AD」の在職期間の平均は、わずか1年7カ月と言われています。
局員(正社員)の場合は昇進もあるが、フリーランスの「AD」はずっとそのままという事が多いようです。
これに対してラジオ局の「AD」は、局員(正社員)として雇用された場合は育成を目的としているので、ディレクターへの昇格は最短で半年なので、テレビ局のADよりは恵まれた環境のようです。
ADの使い方
ここでは「AD」の使い方をご紹介します。
①「テレビに憧れてADになったが、徹夜が続いて家に帰れ無い日が続いている」
→テレビに憧れてアシスタントディレクターになったが、徹夜が続いて家に帰れ無い日が続いている。