NG
NGという言葉は、よく耳にしたり、自分でも使った事があると思います。
どんな場合に使っていますか?なぜNGというのかはご存知ですか?
NGは英語だと思いますか?それても日本語だと思いますか?
そう考えると、意外に「あれ?なぜかな?」と思う方もいると思います。
そして芸能界の業界用語としても使われている言葉です。
NGの意味
「NG」は『NO GOOD』の意味です。
NO GOODは英語ですが、NGと略したのは日本の造語なので、海外でNGと言っても通じないので気を付けて下さい。
一般的にNGを会話で使う場合は、『してはいけないこと』を指してNGといいます。
芸能界の業界用語(隠語)としてのNGは、一般的に使うNGと少し違うようです。
テレビ、映画等の撮影の時に、俳優の演技、カメラ、演出などで、『ミスが起こり不採用となる』事をNGといいます。
NGが出ると、 もう一度撮り直しになるので、進行が遅れて共演者やスタッフに迷惑がかかります。
最近はNGを逆手に取って、新番組がスタートの時期に『NG大賞』などと、あえてミスした NGシーンを競うような番組を作ったりもしているようです。
ドラマのNGは、台詞のいい間違えや台詞を噛んでじった場合のミス、外で撮影の時に余計な音が入ってしまった場合などにNGになるようです。
またNGには「放送禁止用語」という基準があり、猥褻な言葉や差別的な言葉は禁止されており、生放送で言ってしまった場合には編集が出来ないので大問題になります。
過去にもテレビ局に出入り禁止になったタレントもいます。
ただ近年は過敏になり過ぎる傾向があり、「お年寄り」や「保母さん」もNGだそうです。
NGの使い方
ここでは「NG」の使い方をご紹介します。
①「長台詞が難しくて、10回もNGを出してしまった」
→長台詞が難しくて、10回も台詞を間違ってしまった。
②「ここは禁煙なので、煙草を吸うのはNGです」
→ここは禁煙なので、煙草を吸ってはいけません。